■ 場 所
中国の東北地方に位置し、朝鮮民主主義人民共和国とロシアの国境付近にあります。総面積は、18.74平方キロで中国の国土総面積の2%にあたります。吉林省には、長白山山脈が延々と数百キロも続いております。
■ 行政区域
吉林省は、8都市と1自治州からなっております。
・長春市 ・吉林市 ・四平市 ・遼源市 ・通化市
・白山市 ・松原市 ・白城市 ・延辺朝鮮族自治州
■ 民 族
吉林省には44の民族が住んでいます。このうち漢民族が2482万人と全体の91%を占めており、残り43の少数民族が246万人で9%となっております。少数民族は、朝鮮族、満州族、モンゴル族などです。
■ 教育
小学校教育を受けることができる人が総人口の33.6%、中学校教育は総人口の35.7%、高校教育は総人口の15.1%、大学教育まで進む人は、総人口の4.9%です。また、15歳以上の非識字者は総人口の4.6%にあたります。
■ 観光資源
吉林省は観光資源に恵まれていると言われています。省都である長春市は、満州の首都(新京)だったこともあり、満州国政権関係建物の旧跡や旧ソ赤軍戦没将兵記念塔、自動車工業団地などもあります。また文化都市の象徴である吉林大学、長春大学などの大学に加え、名門の5つ星ホテルなどの施設もあります。さらに、吉林市はその昔、高句麗だったことからも、高句麗山城跡などの遺産があり、長白山自然保護区には、天池、滝、温泉群や大渓谷の自然があります。(長白山は韓国では白頭山(ペクトゥサン)と呼ばれています)
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■歴 史
吉林省は、最近の韓国ドラマ「朱蒙」でも描かれているように、扶余が紀元前から建国し、扶余から分かれた高句麗があった場所です。668年に高句麗が滅亡すると渤海が建国し、その後契丹が渤海を滅ぼし、女真族の領域となり、金王朝を樹立して華北を支配しました。その後、1932年になると日本が「満洲國」を建国しました。すでに日本によって韓国が併合されていたため、朝鮮半島から多くの人々が、この時代に満州へ移民しました。その数は166万人とも言われています。その後、1945年に日本の敗戦により、満洲國が崩壊すると多くの人々が朝鮮半島へ引き上げましたが、100万人余りの人は、そのまま中国に残ることになり、今日の朝鮮族の母体を形成しております。現在の朝鮮族の人達は、家では韓国語、外では中国語を話す人も多くいるようです。
【参考リンク】 長春市人民政府 朝鮮族ネット
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